1年前の4月1日に発表された新元号の「令和」。
国内がこれから始まる新しい時代に期待を膨らませた。
1年後の4月1日、なんとも重苦しい空気が地球全体を覆っている。
きょうの新潟の空のように・・・。
新型コロナウイルスの感染拡大。
ひとりびとりの自覚や行動がこれほど問われることは、過去なかったのでは。
東日本大震災後、日本人の「絆」の強さが世界でも称賛されたが、今回も
今一度、日本中でこの言葉が広まればと心の底から思う。
自粛ムードで家にいる時間が長くなりがち、ひとりの時間に文章を声に
出してみるのはどうだろうか。アナウンサー講習でよく使用するのが
「外郎売(ういろううり)の台詞」、歌舞伎十八番のひとつ。
「拙者親方と申すは、お立会いのうちにご存じのお方もござりましょうが・・・」ではじまる。
活舌練習として、ほとんどのアナウンサーが一度は口にしたことがあるほどの有名な文章。
途中 早口言葉の段落もあり、一般の方でも声に出していただきたい。一通り読み終えると、
何とも言えないすっきりとした気持ちになるもの。
もちろん声に出すときは、周りに人がいないことを確認して・・・。