気がついたらアナウンサー日記を約2か月更新していませんでした。
この2か月を振り返ると
9月・10月はNSTまつり・台風・競馬・選挙…など色々なことがありました。
時が過ぎるのって早いなぁと感じる一方で
1週間前のことが大分前のことのようにも感じます。
何故でしょう…こう感じている方、いらっしゃるでしょうか。
さて、NSTみんなのニュースの特集で「断食座禅会」をお伝えしました。
お腹と頭を空っぽにする会。健康法としても注目されています。
魚沼市で、断食座禅歴が20年以上の塩川恒男さんが教えてくれ、
私も入門し密着取材させて貰いました。
断食座禅会は2泊3日の日程で行われ、合わせて7食分の食事を抜きます。
口に出来るのは、ほぼ水かお茶だけ。
お腹は空きますが、時が過ぎるに連れて
お腹周りがスッキリした感覚・肌の調子の良さがとても嬉しく感じてきました。
また、座禅において塩川さんは
「頭を空っぽにするのではなく意識をハッキリと持って何も考えない状態を作り出すこと」
「大変なことを24時間考えていてもほとんど解決出来ない」
「この何も考えない状態が作れると生きやすくなる」と話します。
うんうん、確かに…。
それだけでなく、座禅で背筋を伸ばし体を張らせ
あとの時間は横になり体を緩ませることで
健康な体に必要な自律神経を整えるための狙いも含んでいるそうです。
そして断食座禅会の最後には
塩川さんが「最後の大仕事」と表現する「断食明けの食事」の時間です。
「大根汁に梅干しを溶かしたものを丼4杯以上飲む」というミッション。
合わせて2リットルの水分を一気に流し込むことになります。
これがまた大変…。お腹が一気に膨らむのです。
しかしそれを乗り越えると“宿便”というものが出ます!!
宿便とは広辞苑によると、腸内に長い間たまっていた便のこと。
塩川さんによると「どんなに快便の方でも宿便は出る」そうです。
これには、感動しました!!!びっくりしました!!!
この便がどういうものなのかお話したかったのですが
夕飯時ですから、OAでは深くお伝え出来ず、、
ただ、とてもスッキリ。魔法のようでした。
その後は7食ぶりのきちんとした食事・野菜たっぷりのうどんが待っています!!
野菜の甘みなどが際立って感じられ凄くおいしく感じました。
素朴なものを食べる喜びと感謝の気持ちを感じました。
“食べることって幸せなんだ、だからこそ健康に生きていきたい”
そう思わせてくれた断食座禅会でした。
2回3回と繰り替えし参加すると、体質なども変わってくるかもしれないそうです。
一緒に体験した3人は、東京から7回目の参加。
もう、毎年の習慣になっていると話していました。
始めは「2時間以上かけて米どころ・魚沼にせっかく来ているのに
ご飯が食べられないなんて…」と思っていましたが何度も来ている理由が分かりました。
年末年始に向け忙しくなる方も多いと思いますが
魚沼の自然の美しさを感じながら、自分の体を労る特別な時間の過ごし方も
いいものですよ♪