議題
第468回 「佐野藤三郎生誕100年記念 NGT48のハロー!佐野藤三郎 大調査隊」
放送日時
2023年12月29日(金)午後5時00分~5時30分
審議会開催
2024年6月12日(水)
審議会出席者(レポート提出含む)
審議委員(9名)
委員長 | 伊藤 満敏 |
---|---|
副委員長 | 本田 賢一 |
委員 | 山田 富美子 |
委員 | 小松 佳代子 |
委員 | 神子島 正樹 |
委員 | 高松 知之 |
委員 | 菊野 麻子 |
委員 | 槇 大介 |
委員 | 松原 直章 |
以上敬称略
放送事業者
大橋 武紀 | 代表取締役会長 |
---|---|
酒井 昌彦 | 代表取締役社長 |
才田 剛 | 常務取締役 |
太田 和宏 | 取締役 |
斎藤 信明 | 番組説明・報道制作部 |
堀川 晃子 | 番組審議会事務局 |
議事の概要
事前に番組制作者より番組の概要・企画意図等の説明文をお送りした上で委員の皆様より提出いただいたレポートを取り纏め、会議形式の番組審議会ではポイントとなるご意見をいただく形式で審議を行った。
- 佐野藤三郎さんの人物像を、番組でコンパクトに浮き彫りにしていた。
- 「新潟市に降った雨はどこに溜まるでしょうか?」という質問の投げかけで始まった点は、若い世代や、知らない人たちに知ってもらうというコンセプトの30分のコンパクトな番組という意味で、とても効果的な導入・構成だった。
- NGT48と一緒に足跡をたどるという番組構成は、佐野藤三郎さんを知らない人にも親切で、初めてみる人にも分かり易く良い内容だった。
- 自分たちの暮らしの現状を再認識するという形の番組構成で惹きつけれた。
- 番組の要所要所で俯瞰図や断面図、グラフなどで丁寧に説明し、様々な状況を見える化していた。いろいろなものを使ってわかりやすく伝えようとするスタッフの気持ちを感じた。
- 過去の映像や写真が、非常に強いインパクトがあり、水との闘いや、農業に携わる方々の苦労や困難というものが、とてもよく伝わった。
- ひるまない勇気だったり、一致団結が好きな「隣の父ちゃん」みたいな人柄であったということで、理想のリーダー像を見る思いがした。あわせて若者に夢と勇気を与える内容であったと感じた。
- ナレーションの力もあり、重厚感のある番組だった。
- 司馬遼太郎さんの『街道をゆく』で亀田郷を取り上げていた点では、なぜ司馬さんが亀田郷に興味を持ったかという部分についても触れてほしかった。
- 佐野さんの意志を引き継ぐ若い人たちが未来に向かって頑張ってる姿が、番組の締めとして非常に良かった。
- 機会があれば、新潟市の栄誉市民として70年ぶりに選定された佐野藤三郎さんについて、今回の30分番組では紹介しきれなかった功績や問題解決の手法などを更に掘り下げて、長編あるいは本格的なドキュメンタリー番組として制作し放送してほしい。