議題
第460回 「語り継ぐ平和への思い 2023長岡まつり」
放送日時
2023年8月19日(土)午後2時00分~午後2時55分
審議会開催
2023年9月13日(水)
審議会出席者
審議委員(8名)
委員長 | 槇 春夫 |
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副委員長 | 本田 賢一 |
委員 | 伊藤 満敏 |
委員 | 小松 佳代子 |
委員 | 友田 義孝 |
委員 | 神子島 正樹 |
委員 | 菊野 麻子(レポート) |
委員 | 加藤 宏隆 |
以上敬称略
放送事業者
大橋 武紀 | 代表取締役会長 |
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酒井 昌彦 | 代表取締役社長 |
才田 剛 | 常務取締役 |
太田 和宏 | 取締役 |
斎藤 信明 | 番組説明・報道制作部 |
星 貴 | ディレクター |
堀川 晃子 | 番組審議会事務局 |
議事の概要
事前に番組制作者より番組の概要・企画意図等の説明文をお送りした上で委員の皆様より提出いただいたレポートを取り纏め、会議形式の番組審議会ではポイントとなるご意見をいただく形式で審議を行った。
- 長岡まつり=大花火大会ではなく、長岡まつりの底流に流れる慰霊と恒久平和への祈りを伝える事で、より花火大会が意義深いものと感じ、長岡まつりの本質的な価値を再認識することができた。
- 地元の特色ある歴史や文化を後世に伝えてゆく役割を果たす、素晴らしい番組だった。
- 長岡戦災資料館の開館20周年を手厚く扱い、空襲直後の写真や絵画を挿入し、長岡空襲の悲惨さを多面的に伝えようとしたこの番組自体が、一種の戦災資料館のようなものではなかったかと感じた。
- 映画「この空の花-長岡花火物語」(大林宣彦監督)のモデルにもなった故・七里アイさんが生前に行った講演を長尺で扱った構成は、空襲がいかに悲惨なものだったかを後世に伝え、平和への誓いを新たにするという長岡まつりの趣旨とぴったり合うものだった。
- 模擬原子爆弾に関する説明がもう少しほしかった。まつりを初めて見る人にも分かり易い工夫があるとなお良かった。
- 花火という華やかな部分は残しつつも、他局とは異なる目線で慰霊や鎮魂に趣をおき、過去の貴重な映像ライブラリーを活用することで、そこがより深堀りされた番組となっていた。
- 随所に番組スタッフの熱意とこだわりを感じる良い番組だった。