番組審議会

議題

第432回 「NSTまつり~夢見るテレビSP 1部」

放送日時
2020年9月25日(金)午後7時00分~8時00分

審議会開催

2020年11月27日(金)
※新型ウイルス感染症拡大防止のため書面開催

審議会出席者(レポート提出)

審議委員(10名)

        
委員長 槇  春夫
副委員長 本田 賢一
委員 伊藤 満敏
委員 星  浩喜
委員 中澤 智
委員 小松 佳代子
委員 牧  利幸
委員 原  和彦
委員 菊野 麻子
委員 村山 雄亮

以上敬称略

放送事業者


大橋 武紀 代表取締役会長
酒井 昌彦 代表取締役社長
村山 聡 取締役
高島 裕介 取締役
北村 芳貴 番組説明・制作部
中野 ゆかり 番組審議会事務局

議事の概要

  • 新型感染症の影響で人が集うことが出来ない状況下で、多くの人と人を繋ぎ、体験や想いを同時に共有できるのはメディアの力だと改めて実感できる番組だった。
  • 感染拡大で暗くなりがちな中、「夢」をキーワードにした企画はとても良い着眼点だと思った。又、影響を受けた芸術文化を取り上げた点も良かった。
  • 夢を叶えてもらう登場者が5組と多く、個々の内容が十分理解できなかった。もっと「夢を叶える」内容について吟味が必要だったのではないか。
  • テレビ放送の使命は高い質を保った公共性だと思う。個人の夢を叶えるという内容が公共性とアンマッチだと感じた。
  • 夢を叶えるジャンルが偏っていなかったのは良かったが、子供ばかりだったので、もう少し違う年代の方の夢の実現があってもよかった。
  • ヒーローにあこがれる少年のコーナーは、男は戦い、女性を助けるという構図が男女双方に誤ったメッセージを送ってしまうと思う。それに対し、ゲームの得意な少年が夢を叶える場面では、ゲームを通じて大人と子供、障がいの有無など関係なくなるということがよくわかる良い企画だった。
  • 「夢を叶える」というだけでは1時間の中に収めるには大きすぎて、何を伝えたいのかが曖昧になってしまったと感じた。何らかのサブテーマがあったら、内容に統一感が出せたのではないかと思った。
  • 番組参加者が特定されてしまうことで一般視聴者の関心が薄れてしまうと思う。視聴者の参加意識がもう少し醸成される工夫があっても良いと感じた。
  • 障がい者アートのコーナーでは、会場に飾られた作品を制作している様子と作品に込めた思いを、映像とともにご本人の言葉で聞けたら良かった。